たまプラーザか、あざみ野駅からバスで15分ほどに位置するすすき野団地
虹ヶ丘団地もすぐ隣にあって、この付近一帯、どこからどこまでが「何団地」なのかわからないほど、大きな団地群が広がっていますが、緑が多くて、公園のように広々とした敷地にあるため、ここだけで「ひとつの街」といった感じです。

そんなすすき野団地でも高齢化が進み、お一人住まいの高齢者さんも多いと聞きます。
コロナ禍もあって、駅からやや遠いところの方が街中にお出かけしにくくなっていたころ、すすき野団地の管理をしておられる「一般社団 団地暮らしの共創」の小柴さんを訪ねて、萬駄屋を最初に開催させてもらったのがこの場所です。

2021年5月から2022年10月まで、毎月第3水曜日の10:30〜13:30にミニマルシェを開催。
2021年12月には「歳末スペシャル」、2022年8月には「ナイト萬」として、お祭りスタイルで拡大スペシャルイベントを開催してきました。

●お買い物体験

同じ青葉区内でも、他のエリアで作られたものを手にする機会はなかなかないようで、ご高齢の方ならなおのこと。ですが「地元でそんなことをやっている人がいるのね!」という情報は、みなさんとても興味深そうに聞いてくださいます。
いつもは最寄りのスーパーで買っているドレッシングだけど、地元で作られたものがあるならちょっと買ってみようかしら。「この間買ったあれ、美味しかったよ!」「こんな風にして食べたのよ」と教えに来てくださる方も。

●井戸端会議

すすき野団地では、萬駄屋の運営母体である「スパイスアップ」のメンバーによる「のんびりデスク」を設置しています。「デスク」といっても芝生の上でピクニックしているような感じで、お困りごとを相談してもらうのはもちろん、近況報告でも、お茶をするだけでも、日向ぼっこをするだけでも大歓迎!

特別なことをしなくっても、ただ「人を身近に感じられる」って、この2年でより大切に感じるようになりました。まさに「無用の用」。「(無)駄に価値あり」です!

すすき野団地開催の日は、スパイスアップのメンバーが多く集まるので、地域のいろいろな活動をしている方が、スパイスアップメンバーに会うのも兼ねて一緒に何かできないかなーと遊びに来てくださることも多いです。

最近では、萬駄屋開催の10:30〜13:30までほぼずーっと滞在してくださる方も増えてきて、みなさんが団地のあちこちで思い思いにおしゃべりしてる様子がほんとにいい感じだなーとしみじみ。

2021年12月には「すすき野団地スペシャル」として、日曜日に大きな広場で拡大開催。
団地のこども会も参加してくれて、びっくりするほどの大賑わいになりました。

2022年8月には夏のスペシャルイベントとして「ナイト萬」を開催。
夕方から小雨が降る中での開催となりましたが、2021年の歳末スペシャルに続き、たくさんの方で賑わいました。

今年も12月11日(日)に「歳末スペシャル」を準備中。
今後もすすき野団地や自治会のみなさんと連携しながら、夏と冬のスペシャルイベントは開催していく予定です。